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紋と振袖と ~ 意外と知らない紋の知識 ~
こんにちは、青山のダルビッシュこと貝塚です(^ム^)
近頃はどのご家庭も毛布が押し入れから顔を出して、
皆様に覆いかぶさっているシーズンでしょう。
身体を冷やさないようにして元気に朝を迎えましょう☀
さて、今回は紋と振袖と、というタイトルで少々お話を。
ここ数年、あまり振袖に紋を入れるご依頼は滅多に聞かなくなりました。
理由としては諸説ありますけれども、
紋を入れずとも未婚女性の第一礼装としてお召しいただける、という事は一因としてあるかと思います。
ほかにもイメージとしてカタい印象があるな~、といった印象から紋と振袖とは縁遠くなってしまったのではないかなと。
紋とは元来、人々の地位や役職、家柄、男女、既婚未婚などを一目で分かるように表現したもので、
数は数千種類あると言われています。
街中で黒い着物を着ている方を見ると、ほとんどの場合は紋が付いていることに気づくでしょう。
式典や格式高い場所に行く際は、紋をつけた着物を着ていくのがしきたりです。
ですのでお葬式や結婚式などの行き帰りの方を目にしている事かと思います。
入れる数や、染か刺繍か、家のか洒落かなどによって表す意味や格の高低、着られる場所が変わってきます。
言い換えると紋を入れることによって着物を着て行ける場所に制限が出来てしまうこともありますので、
皆様が紋から遠ざかって行ってしまったのかもしれません。
ただ個人的には着物は着てこそ価値があると思いますので、
お洒落としても、紋は一役買ってくれるものだと捉えています。
ここでタイトルに戻しますが、振袖には背中に一つだけ紋を入れることが出来ます!
種類は染め抜きや刺繍でも、家紋やおめでたい柄の洒落紋でも幅広く入れることが可能です!
例えば、お母様の振袖を時を超えてこれからお嬢様もお召しになる予定であれば、代々の家紋を染め抜きで入れて、
(因みに貝塚家は、丸に隅立て四ツ目です)
あるいは名前にちなんだモチーフをおめでたい柄で刺繍をして(藤、鈴、梅など)。
(松竹梅 http://kimono-catalog.jp/e18.htmlより引用)
せっかく一生に一度の成人式ですから、細部までこだわって自分だけの一枚にしませんか(^_-)-☆
とみひろは紋入れも全て自社和裁工房で承っております!
ご相談は店舗までご連絡ください(^^)/
※青山店、11月は21日㈬、26日㈪、28日㈬を店休日とさせていただきます。
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